WordPressテーマとは?
テーマの定義
WordPressテーマとは、WordPressサイト全体のデザインやレイアウト、機能の大枠を決めるテンプレートファイルの集まりです。テーマを変更するだけで、サイトの見た目や雰囲気が大きく変わります。たとえば、ブログ風、企業サイト風、ポートフォリオ風など、用途に合わせたデザインを選べます。
テーマとプラグインの違い
テーマは「サイト全体のデザインや構造」に関わる部分を担います。一方で、プラグインは「特定の機能を追加するツール」です。例えば「お問い合わせフォーム」「SEO対策」「サイトの高速化」などはプラグインで実現できます。テーマは外観、プラグインは機能、と覚えておくと分かりやすいです。
テーマを選ぶポイント
無料テーマと有料テーマの違い
無料テーマは、WordPress公式ディレクトリから簡単にインストールでき、コストをかけずに使えるのがメリットです。一方、有料テーマはデザイン性や独自機能、サポート体制が充実していることが多く、ビジネスサイトや本格的な運用に向いています。
例:
- 無料テーマ例:Twenty Twenty-Four
- 有料テーマ例:SANGO、THE THOR
日本語対応・サポート体制の有無
日本語対応しているか、サポート体制が整っているかも大事なポイントです。特に初心者の場合、テーマの公式フォーラムやサポート窓口が日本語で対応してくれると、トラブル時も安心です。日本語ドキュメントやFAQの充実度も選定基準になります。
デザインやカスタマイズ性
テーマごとにデザインの方向性やカスタマイズのしやすさが異なります。コーディング不要でカスタマイズできるテーマもあれば、CSSやPHPの知識が必要な場合もあります。「自分のサイトに合ったデザイン」「直感的に操作できるカスタマイズ画面」があるかを確認しましょう。
テーマのカスタマイズ方法
カスタマイザーの使い方
WordPressには「カスタマイザー」という標準機能があります。
管理画面の「外観」→「カスタマイズ」から、サイトタイトルや色、レイアウト、ウィジェットの配置などを直感的に変更できます。
例:
サイトタイトルの変更や、背景色の変更、ヘッダー画像の追加などが、リアルタイムで確認しながら編集可能です。
ウィジェット・メニュー編集
「ウィジェット」は、サイドバーやフッターなどに設置できるパーツです。例えば「最新記事」「検索ボックス」「バナー画像」などをドラッグ&ドロップで追加できます。
「メニュー」は、ナビゲーションバーのリンク構造を設定できます。管理画面の「外観」→「メニュー」から簡単に編集できます。
子テーマで編集
テーマ本体(親)を修正することなく、改修専用のテーマ(子)を作成することで、万が一の不具合などにも迅速に対応する事ができます。次の記事で詳しい内容を解説します。
子テーマの活用と作り方(初心者向け)
WordPressのテーマをカスタマイズするなら、「子テーマ」を使う方法がとてもおすすめです。子テーマは、親テーマ(元になるテーマ)の機能やデザインを引き継ぎつつ、自分用のカスタマイズを加えるためのテーマです。 親テーマをそのまま編集すると、アップデートの際に自分の修正が消えるリスクがありますが、子テーマを使えば親テーマのアップデートによる「上書き」を防ぎながら、自分だけのカスタマイズができるのが大きなメリットです。
子テーマを使うメリット
- 親テーマがアップデートされても安心
自分が加えたデザインや機能が消えません。 - トラブル時は子テーマだけを見直せばOK
問題が起きても、どこを直せば良いか分かりやすいです。 - カスタマイズの管理が楽になる
変更点を子テーマ内だけで管理できます。
子テーマの作り方(超基本の手順)
1. 子テーマ用のフォルダを作成
WordPressのテーマディレクトリ(例:wp-content/themes/
)内に、親テーマ名+-childのような名前のフォルダ(例:mytheme-child
)を作成します。
2. style.cssを作成
下記のような内容でstyle.cssファイルを作成し、子テーマフォルダに入れます。
/*
Theme Name: 親テーマ名-child
Template: 親テーマのフォルダ名
*/
例:親テーマが「twentytwentyfour」の場合
/*
Theme Name: twentytwentyfour-child
Template: twentytwentyfour
*/
3. functions.phpを作成
子テーマのfunctions.php
ファイルも作成します。親テーマのスタイルを読み込むため、下記のように記述します。
<?php
// 子テーマ用の関数ファイル
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'my_theme_enqueue_styles' );
function my_theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
}
※このコードで、親テーマのデザインも反映されます。
4. WordPress管理画面で子テーマを有効化
管理画面「外観」→「テーマ」から、作成した子テーマを有効化すれば準備完了です。
子テーマは難しいイメージがあるかもしれませんが、基本のファイル(style.cssとfunctions.php)を用意するだけでOKです。子テーマ内でテンプレートファイル(例:header.phpやfooter.phpなど)をコピー・編集して、細かくカスタマイズすることが可能です。
テーマ変更時の注意点
レイアウト崩れやデータ消失リスク
テーマを変更すると、ウィジェットの配置やカスタム投稿タイプ、ショートコードの互換性が保てない場合があります。そのため、レイアウト崩れや一部データの表示消失が発生することがあります。変更前後の表示をしっかり確認しましょう。
バックアップの重要性
テーマ変更前には、必ず「サイト全体のバックアップ」を取りましょう。バックアップはプラグイン(例:All-in-One WP Migration、UpdraftPlus)や、サーバー側の機能で簡単に行えます。万が一不具合が起きても、すぐに元に戻せるため安心です。
プラグインやウィジェットの再設定
テーマによっては、ウィジェットの設置場所やプラグインの表示がリセットされる場合があります。テーマ変更後は「プラグインの動作確認」や「ウィジェットの再配置」を必ず行いましょう。
まとめ
WordPressテーマの選び方やカスタマイズ方法を正しく理解することで、自分だけのオリジナルサイトを効率的に作成できます。テーマ選定やカスタマイズで悩んだ時は、サポートやコミュニティも活用してみてください!